第50回:3Dスキャナーのトレンド

3Dスキャナーのトレンド?

技術の進歩は日進月歩!それって、3Dスキャナーも同様です。
毎年新しい技術や新しい製品が出てきます。
今回は、最近の3Dスキャナーのトレンドのお話しです。

毎年12月に開催している3DSTトレンドセミナーで、トレンドリサーチを報告しています(今はコロナ禍の為、十分な報告が出来ていません…すいません…)。

3Dスキャナー(三次元測定器)の動向

3Dスキャナー(非接触三次元座標測定器は)は、いつ頃からあるんでしょうか?
簡単に図にしてみました。

2000年前くらいから、形状を測定する3Dスキャナーが出始めました。
当時のスキャナーは、今のスキャナーと違い混色のワークが撮れない、多少の光沢面であっても撮れない等、いろいろと苦労しました。
現在の3Dスキャナーはそういった点がどんどん改良されてきて、素晴らしい限りです。

近年のトレンドとは…

3Dスキャナーの代表的なモノは、3種類の計測技術で製品がラインナップされています。光切断、パターン投影カメラ、ToF。ご存知かもしれませんがトレンドしては、こんな感じになります。

ブルーライトは比較的乱反射が少ない為、多くの機器に搭載され始めています。
素材によりますが、透明なモノもスキャン出来たりします(何でもではありませんので、ご注意ください)。
また、高速化もどんどん進んでおり、かなり早くスキャンできるようにもなってきており、依然と違いスキャンする時間がかなり短縮できています。
3Dスキャナーが出始めた時のモノよりも精度も良く安定しておりますので、ますます活用の場が増えてきています。

安価なモノもどんどん提供され始めています。こんな値段で買えるの?ってくらいもモノまでありますが、Scan Qualityは低いのが実情ですし、精度も不安定で、形状再現性も低いモノもあります。それでも活用できるって方は良いと思います。

プロはプロ用のモノを使いたいですよね?
プロの料理人が1,000円程度の包丁使わずに、かなり高額な包丁を使うのと同じですよね。
モノの違いは自ずと価格に表れていたりしますので。

もっと詳しく聞けますか?

高い精度が求められる業務をしている方と、単に形状データが欲しい方とでは、使うモノが違います。これから3Dスキャナーを使って行こうと思っている方々もいると思います。
セミナーでもお話ししていますが、一人一人求めるモノが違いますので、是非当会にご相談いただくか、当会認定の”3Dスキャントータルアドバイザー”にご相談ください。

当会ではいつでも対面またはwebでご説明(初回無料:2回目以降有料)いたしますので、興味をお持ちの方は是非お知らせください(メール相談は無料です)。
もっと詳しく聞きたい方は、事務局(info@3dst.org)までご連絡ください。

すでに、多くのの企業様で、「良いも悪いもお話していただき相談して良かった、検討している最中のモノだとやりたい事が出来ないのがわかり導入機材が明確になった」、等の声を頂いています。セカンドオピニオン的な感じで気軽にご相談ください。

*まずは無料相談を!是非お問合せください!

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