スキャン範囲を超えたスキャン
スキャン範囲を超えてワークをスキャンする、大きくて重いワークの表と裏をスキャンして合わせたい、そんな場合ってありますか?
例えば、クルマだったり、電車の車軸だったり、タービンブレードだったり。
ターゲットシールを活用する3Dスキャナであっても繋ぎ合わせるシールが上手に撮れない何てこともあるかと思います。そんな時はどうますか?
ワーク内にある特徴形状を使ってベストフィットさせる、幾何要素を使って位置合わせする方法もありますが、必ずともそれらがあるとは限りませんよね。その時は基準を後から作れば良いって思った方もいるかと思います。
基準を作る?へ?
位置合わせに使う要素がワーク内に無い場合、位置合わせ用の基準をワーク自体に後から付ける、ワークの周りにターゲットシールを貼れる治具を作る等が思い浮かびます。基準を付ける場合は、球やブロック等を付ける事が思い浮かびますが、正直付け方に悩みます。途中で落ちないか、ワークを傷つけないか、なんて事を思います。
では、どうすれば良いでしょうか?
軽くて安くて簡単に手に入るモノで基準になるようなモノがあれば良いですよね?
実はあるんです。「ピンポン球」です!
へ?ピンポン球?って思いますよね。そうです卓球で使うピンポン球です。
ピンポン球の真球度って日は高いんです。その為、どの方向からスキャンしても中心は同じところを指します。しかも軽くて付けやすく、どこにでも売っているので手に入りやすいです。
実際の使い方は、オンデマンド講座にある「合わせ面間ิのスキャン手法」ご覧いただければと思います。
見えない部分も撮れるんです!
スキャン範囲を超えた3Dデータを繋ぎ合わせる事が出来ると、蓋の密閉具合やドアを閉めた時の隙間なども見れるようになります。
3Dスキャナはその使い方次第で、単に検査だけに留まらず、不具合発生時の原因探求も出来るようになります。
ソフトウェア内で3Dデータを組み付けていく、所謂デジタルアセンブリを活用する事で様々な事が出来るようになりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
いろいろやりたいけど、スキャン方法が思いつかない…
そんな時は、いつでもご相談ください。当会ではいつでも対面またはwebでご説明(初回無料:2回目以降有料)いたしますので、興味をお持ちの方は是非お知らせください。
もっと詳しく聞きたい方は、事務局(info@3dst.org)までご連絡ください。
すでに、多くのの企業様で、「良いも悪いもお話していただき相談して良かった、検討している最中のモノだとやりたい事が出来ないのがわかり導入機材が明確になった」、等の声を頂いています。セカンドオピニオン的な感じで気軽にご相談ください。
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