第62回:小さなモノをスキャンする

とても小さなモノをスキャンする時は…

とても小さなモノ、例えば髪の毛とか?
そのようなシーンがあるかどうかはわかりませんが、通常のスキャナではなかなか難しいです。
では、そのような時はどうすれば良いでしょうか?

1.接写レンズを使う。
レンズを交換できるタイプのスキャナ(例:ステレオカメラ式)で、測定範囲は狭くなるけど、微小な形状を取得できるレンズがある場合、レンズを交換してスキャンすれば小さなモノでも形状を再現してデータ化する事は可能です。

2.画像で3D化する
写真だけを使って3D化する方法があります。こちらも接写レンズを使います。
モノに近づいてもピントを合わせられる接写レンズを使って、写真を撮り3Dデータ化する方法です。
この場合は写真を使うので形状の再現性が悪い場合もありますので注意が必要です。

3.顕微鏡タイプのモノを使う。
顕微鏡のような3Dスキャナがあります。とても小さなモノまでも3Dデータ化する事が出来ます。
参考までにこちら

小さいってどれくらい?

小さいモノって言ってもイメージ付きませんよね?前述の髪の毛とかはとても小さいですが、指輪の装飾部分やクルマのシボと呼ばれる装飾、油絵のインク等、小さいと言っても様々です。
その為、どのパターンが良いかは単純には決められないです。

レンズによるデータ化の違いはこんな感じでもありますので、参考までに。

ちょっと相談したい

小さなモノや微細な形状って結構難しいです。何をスキャンしたいかやどのような事にデータを使いたいかを具体的に教えていただければ、適した手法を紹介できるかと思います。どのような時が、お問合せください。

当会ではいつでも対面またはwebでご説明(初回無料:2回目以降有料)いたしますので、興味をお持ちの方は是非お知らせください。
もっと詳しく聞きたい方は、事務局(info@3dst.org)までご連絡ください。

すでに、多くのの企業様で、「良いも悪いもお話していただき相談して良かった、検討している最中のモノだとやりたい事が出来ないのがわかり導入機材が明確になった」、等の声を頂いています。セカンドオピニオン的な感じで気軽にご相談ください。

*まずは無料相談を!是非お問合せください!

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