3Dスキャンとは
作成:2018年9月26日
更新:2024年5月15日
3Dスキャンとは、実際に存在している物体を3次元のデジタルデータとしてパソコンに取り込む技術のことをいいます。アナログとデジタルを繋げるデバイスはカメラです。そのカメラを活用し3Dデータにする唯一の技術が3Dスキャンになります。製造業では、3Dスキャナを用い設計図であるCADと実際の製品の差が規定値以内に収まっているかどうか検査する製品検査や、設計図のない物体から3DCADを作成するリバースエンジニアリングで活用されます。また、時間と共にカタチを失ってしまうモノ(例えば、花や文化財、子供の作品など)をデジタルデータとして残す所謂デジタルアーカイブなどでも広く用いられています。
どんな場面で使われている?
1.製品の検査での活用例です。製品の設計図であるCADデータと、実際の製品をスキャンして取得した3Dデータを重ね合わせて比較し、予期していなかった製品のヒケ・反り、欠損といった異常を検知することができます。スキャンした3Dデータから製品各部の寸法を取得するといったことも可能です。近年製品の全数検査が求められる傾向が高まっており、それに伴って3Dスキャナが導入されるケースが増えてきています。全数検査となると、どうしても検査時間が長くなってしまいますが、人で行っていた検査を3Dスキャナで行うようにすることでトータルの検査時間の縮小や、検査精度の向上につなげることができます。
2.作ったモノをデジタルデータにし大きさを変えて3Dプリントを行うなど、その活用幅はとても広いです。博物館に展示してある文化財などをデジタルデータにバーチャル博物館などでも活用できます。
3.建物をリノベーションする際、建築当初と図面が変わっている場合があります。その際に、スキャンして改めて図面を作成する事も可能です。
他にも、製品の現物はあるのに設計図がないと言った状況の時、現物から3Dデータを作成するリバースエンジニアリングの分野などに活用されています。
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