第18回:タイヤの摩耗を見る方法

タイヤの摩耗って見れますか?…

「自動車のタイヤの摩耗を3Dデータで確認したい」と言う相談を受けました。
新品のタイヤとある程度走ってきたタイヤを3Dスキャンしてどういう変化が起きているか、見る事は可能です。
ですが…ご存知の通り、タイヤは丸いです。
なんとなく重ね合わせると、トレッドパターンがずれてしまい、思うように見えませんよね?
どこがどのように変化しているかが、よくわからなくなってしまいます。

では、どうしたら良いのでしょう?…

タイヤはホイールに組み付けてあると思います。
そのホイールを使って、位置合わせを行う事で、しっかりとした位置合わせが行え、タイヤ自体の変化をしっかりと見る事が出来ます。
ですが…ご存知の通り、ホイールも丸いです。

どこで位置合わせをするの?

この時に、「面-軸-原点」を使って位置合わせを行います。
ホイール自体も丸く、パターン形状は同じですが、一か所だけ違うところがあります。それは「バルブ」です。
バルブを使って位置合わせを行います。各要素は次の通りです。

面:ホイールのリムの平面部分
線:ホイールの中心円の中点とバルブ穴の中点を結んだ線
原点:バルブ穴の中心点

バルブを原点とすることで、データの回転を止められしっかりとした位置合わせを行う事が出来ます。

もっと詳しく聞きたい方は当会事務局までお問い合わせください。
また近くの3Dスキャントータルアドバイザーにお聞きになるのも良いと思います。

言葉ではわかり辛い…他の方法もある?と思われた方は、こちらまでご連絡ください。

3Dスキャナーは決して万能なモノではありません。すべては使い方次第です。
使えない測定器は存在しませんので、「使えなくて困ったな」と思った際は、当会へご相談ください。

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当会ではいつでも対面またはwebでご説明(初回無料:2回目以降有料)いたしますので、興味をお持ちの方は是非お知らせください(メール相談は無料です)。
もっと詳しく聞きたい方は、事務局(info@3dst.org)までご連絡ください。

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