検査に使える?使えないのがあるの?
作成:2022年10月12日
更新:2025年12月15日
ご存知の通り3Dスキャナは、その形状をデータとして取得するデジタルデバイスです。
安いモノから高いモノまで様々なスキャナが提供されていますが、どれでも良いのでしょうか?
答えはNoです。
安い3Dスキャナの事は第53回のコラム『安価な3Dスキャナって?』で掲載しました。
データの見た目ではどのスキャナも同じように撮れているように思えますが、実際には大きく違います。検査で使える、使えない3Dスキャナの違いとは、ずばり『測定器』であるか否かです。
測定器であるか否か、どういう事?
3Dスキャナには、測定器として成り立っているモノとそうでないモノがあります。
測定器として成り立っている条件としては、寸法保証がされている事が絶対条件となります。
寸法保証とは、キャリブレーションを行うマスターゲージ等が校正されており、トレーサビリティが確立されている事が必要となります。
測定器でない3Dスキャナでもキャリブレーションは行いますが、マスターゲージやキャリブレーションプレート等にトレーサビリティ体系が無く寸法保証がされていません。このキャリブレーションは筐体の補正を行うのでなく、カメラのズレを直すだけの事が多いです。
マスターゲージやキャリブレーションプレート等の校正が必要ないとメーカーや代理店に言われるようなモノも多々存在します(校正の必要が無いって事は…そうですよね)。
測定器ではない3Dスキャナは、高精度でもなく、スキャン精度も安定いない場合が多いです。
ワーク1個をスキャンして、良い精度で撮れていてもそれはたまたまになります。同じワークを同じようにスキャンしてもその精度は変わります(ほんとですよ)。毎回長さが変わると困りますよね。
測定器はどれ?
一番わかりやすいのは、メーカーや代理店の担当者に直接聞くのが手っ取り早いですが、聞いても明確な回答が貰えないって事もあります。
安価な3Dスキャナは、測定器の部類ではない事が多いです(最近は価格帯が低くなってきていますが)。
また、高価な3Dスキャナでも測定器の部類ではないモノもありますので、注意してください。
最近では、人によるスキャンはやめて、自動化が勧められています。人手不足、人によるスキャンが将来的に継続できるか等がある為です。自動測定器の代表的なモノは以下の写真の通りです。

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自社で使っているスキャナがどのレベルなのか、これから導入しようとしているモノがどのあたりなのか、不安になった場合は当会にご連絡ください。
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もっと詳しく聞きたい方は、事務局(info@3dst.org)までご連絡ください。
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