第30回:建造物の測定?

建造物?建物なんて測れるの?

今回は、建築のお話。
近年、顕著に伸びてきている建設業での3Dスキャナーの活用です。
建築構造物を3Dデータにしたい、CADデータを作る為に3D測定をしたい等と聞かれる事が増えてきました。手法は様々あります。
1)ToF方式エリアスキャナーで測る
2)写真を撮って、写真同士を繋ぎ合わせて3Dデータにする
3)LiDERと呼ばれるToFセンサーを使う(ドローンに乗せる) などなど

まだほかにも手法はありますが、一般的になってきたのは上記のモノになります。
特徴は全く違います。精度は良いが手間がかかる、手間は少ないが日光に強い、日光には強いが精度が悪い、なんだかジャンケン見たいですね(笑)

どれを使えば良いの?

計測技術も測定器も使い方に価値が現れます。どのような場面でどのように使うか。
最近流行り?だから使ってみる。お客さんに3Dデータを提出してと言われたらからやってみる。

きっかけはそれぞれかと思いますが、重要なのは何となく測定するではなく、しっかりとした成果物を求めるって事ですよね?これって工業製品でも同じです。
とりあえずやってみるでは、良い成果につながらず時間だけが過ぎてしまいます。
必要だから測定を行う訳ですから、良い条件で良い結果を求めるのは当然の事だと思います。ですが、あまり結果ばかりを求めすぎると無いものねだりになりますのでご注意ください。

3Dデータの使用用途を考えて手法を選択した方が良いと思います。
どのようなにデータを使いますか?
CADにして保管する?
追加部品のレイアウトを考える?
人の動線を考える? などです。

また、測定シーンでも考える必要があります。
屋外での測定?日中ですか夜間ですか?
地面の上ですか?橋などの揺れがあるモノの上ですか?
電源はとれますか? 等々。

困ったな…相談に乗ってもらえる?

いろいろな手法があるのはわかった、重要だと言う事もわかった。
で、何を使えば良いの?中途半端にしておいて教えてくれないの?と思われた方!

そんな事はありません。何をどのようにするか、測定対象物をこのような目的で使う為に3Dデータを撮りたいとお知らせください。

測定対象や目的が変われば手法も変わります。
オーバースペックの測定機だと、投資対効果も伴わないと思いますので、詳しくお聞かせいただければ最善な方法をアドバイスさせていただきます。

実際にお問合せいただき、社内で考えていた方法では難しいと感じた。相談してよかったと言う方もおりますので。

もっと詳しく聞きたい!

当会ではいつでも対面またはwebでご説明(初回無料:2回目以降有料)いたしますので、興味をお持ちの方は是非お知らせください(メール相談は無料です)。
もっと詳しく聞きたい方は、事務局(info@3dst.org)までご連絡ください。

すでに、多くのの企業様で、「良いも悪いもお話していただき相談して良かった、検討している最中のモノだとやりたい事が出来ないのがわかり導入機材が明確になった」、等の声を頂いています。セカンドオピニオン的な感じで気軽にご相談ください。

*まずは無料相談を!是非お問合せください!

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