第34回:測定環境

3Dスキャナーの適した測定環境?

3Dスキャナーの測定環境ってこれで良いのかな?って思われる方も多いかもしれません。 今回は、3Dスキャナーのタイプ毎の適した測定環境についてのお話しです。

3Dスキャナーによって環境って違うの?って思いますよね? 3Dスキャナー(非接触三次元測定器)は、その特性により測定環境が異なります。 異なると言うよりは、環境に左右されないモノもあると言っても良いかもしれません。

ご存知の通り、3Dスキャナー(非接触式三次元測定器)は、パターン投影カメラ方式(ステレオカメラ、シングルカメラ等)や、光切断方式(多関節三次元測定器+光切断方式、直行型三次元測定器(CMM)+光切断方式)、Time of Flight方式と様々な種類が存在します。
各3Dスキャナーでの環境の違いは以下の通りです。

CMM+光切断方式以外は、環境に左右されず使う事が可能です。温度や湿度の変化が著しい場合には、キャリブレーションを行う事で精度を保つことが出来ます。キャリブレーションをする目安は、各機種に違いはありますが、±5℃の温度変化があった場合と思っていただければと思います。 CMM+光切断方式(レーザースキャナー)の場合は、CMMの特性から専用の部屋が必要になります。温度や湿度が管理されている部屋です。一部の機種では、現場でも使えるタイプがありますので、気になる方はメーカーや代理店にお問合せください。

意外と緩い?

3Dスキャナーの測定環境で厳しいのでは?って思っていた方も多いかもしれませんが、このようにその特性を知っていれば、案外どんな場所でも使う事が可能です。

直射日光下で使える3Dスキャナーってあるの? はい、あります!

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