第36回:人を測る

人を測る?

「3Dスキャナーで、人を測りたいと思っています。どうすれば良いですか?」
ご存知の通り、3Dスキャナーの測定時は、ワークが静止していることが重要です。
ですが人を測る場合、人って静止出来ませんよね?
じっとしていても微妙に動いてます。だって、人なんだから、しょうがないじゃない(笑)

人をスキャンするのに向いてる3Dスキャナーってありますか?

人を測るのに適している3Dスキャナーはあります。
人のカタチ(形状)を取得するには、ハンディタイプの3Dスキャナーがとても向いています。なぜかと言うと、 ハンディタイプの3Dスキャナーは、モノの色合いで位置合わせを行うモノもある為、多少形状が動いても位置合わせが可能だからです。ですが、高精度には撮れませんのでご注意ください。
近年では、人の身体全体をカメラで囲い、一瞬で撮影する装置もあります。

人の動きを撮る3Dスキャナーもあります。いわゆるモーションキャプチャーです。
モーションキャプチャーは、モノの動きを多点で取得するシステムなので、動かす部分にターゲットに貼り付けることで、人の動きを取得し3Dデータ化する事が可能です。

では、2つを合わせたらどうなるでしょうか?

予め人のカタチを3Dスキャナーで取得しておき、そのデータにモーションキャプチャーの動きを入れます。そうする事で、人の3Dデータがリアルタイムに動くことが可能です。人の手の動きや足の動き等、シミュレーションと違う生の動きで様々な検証が可能となります。

下の動画は、3Dスキャナーxモーションキャプチャーの実際の映像です。エンターテインメントで活用した事例ですが、ものづくりにも十分に転用可能です。

もっと詳しく聞きたい方は、事務局(info@3dst.org)までご連絡ください。

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