第41回:スプレー塗布

スプレーの塗布?

スプレーの塗布についての問合せが多くありますので、改めて掲載させていただきます。
「え?またそれ?」と思われる方もいると思いますが…
第20回のコラムでスプレー塗布について触れていますので、まずはそちらを閲覧してみてください。

前回のコラムでは、塗布した際の精度について触れました。
今回は、どのような場面でスプレー塗布が必要かを改めてお伝えします。(今更かもしれませんが)。

【スプレー塗布が必要な場面】
・ガラス
ガラス等の透明なワークの際には、光が透過してしまうので、スプレー塗布が必要です。
・黒いモノ
黒いワークは光を吸収してしますので、スプレー塗布が必要になります。
・光沢が強いモノ
光沢が強いモノ(メッキ類)や鏡のようなに磨かれたワークは、光を反射してしますので、スプレー塗布が必要になります。

って事は???
3Dスキャナーはパターンやランダム等の光を映したり、レーザーを照射したりと「光」を出してスキャンします。
その光が映らないワークは、データを取得する事が出来ないのです!
なので、光が映らないワークにはスプレー塗布が必要になる訳です。

なんでもスプレーしていたよ…

はい、何にでもスプレー塗布している方もいるかと思います。
スプレー塗布するとデータの取得がスムーズになります。露光の調整をしなくてよかったり、どこをスキャンしているかがわかりやすかったりと、とても便利な部分も多くあります。
ですが、スキャンが終わった後の清掃がとても大変です…
全部落としきれない、水道に流せない…等々。

それに、スプレーの塗布量によっては、膜厚が厚くなり要求精度に満たない等も発生する場合もあります。ですから、出来るだけスプレー塗布をしない方が良いのです。

でもスプレーをした方が良いんですよね?

上記で記したワークはスキャン出来ませんので、スプレー塗布が必要になります。
もし追加工できるワークなら、その他の加工をしてみるのも良いと思います(その後廃棄できるワークとかですよね)。
例えば他の色を塗る、サンドブラストをかけてマットな感じにする等。

こんな時はどうすれば良いの?どうすればもっとスマートにスキャンできるかな?…って思われた方は、是非当会にご連絡ください。
他の見方をすれば、もっと良い場合もありますので。

もっと詳しく聞きたい!

当会ではいつでも対面またはwebでご説明(初回無料:2回目以降有料)いたしますので、興味をお持ちの方は是非お知らせください(メール相談は無料です)。
もっと詳しく聞きたい方は、事務局(info@3dst.org)までご連絡ください。

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